着物を着る機会が少なくなってしまった今、反物など売れるものではないと考えてしまっている方が多いようです。
しかし、反物には需要があります。
今回は反物についてご紹介します。
着物買取で反物を売却するといくらになる？
そもそも反物とは、布の長さを表す『反』という単位から、反物と呼ばれていると言われています。
そんな反物は、着物などを作る前の段階の物で、色々な反物があります。
例えば、着物をつくる反物は『着尺』と呼ばれ、羽織をつくる反物は『羽尺』と呼ばれます。
また他にも、帯や襦袢などを作る反物もあります。
これらの反物は一般的に、巻物のように巻かれた状態である物がほとんどで、着尺であれば、12mもの長さがあります。
買取可能なものや反物の状態と買取価格
実はこの反物、買取が可能です。
しかも、着物よりも高額になることも珍しくない品目となっているそうです。
では、どんな反物なら買い取ってもらえるのでしょうか。
以下説明していきます。
買取可能な反物の状態について
一般的に、シミや汚れなどがほとんどない反物であれば、買取は可能と言えます。
一方で、面積がほとんどない反物や、ポリエステル素材の反物は買取を断られてしまうこともあるようです。
しかし近年では、着物の生地をハンドメイドで服や帽子にしたりすることが流行ってるため、着物の製作以外にも需要があり、反物の需要は高いと言えます。
反物の状態と買取価格について
反物は、状態によって買取価格に差があります。
着物が汚れてしまったりする場合であれば、反物の状態に戻す洗い張りをすれば良いのですが、一般的に、汚れてしまっている反物（産地による希少性の高い反物を除き）を洗い張りする必要が無いというわけです。
反物を高額買取、高額になりやすいもの
では、実際にどんな反物が高額買取になりやすいのでしょうか。
素材について
反物の買取では、素材はとても重要なポイントとなります。
一般的に何かを作る際に作る側は良い物を作りたいので、良い生地を使うはずです。
そのため、生地である反物の素材はとても大切と言えます。
実際に、高額買取に期待できる素材は、正絹の反物となります。
正絹であれば、多少の汚れがあっても、高額買取になりやすい傾向にあります。
売却のタイミング
季節による売却のタイミングは、あまりないと言えます。
それよりも、お手元に眠っている反物を今後使うタイミングがないと判断したときこそ、売却のタイミングではないでしょうか。
反物も着物同様、湿気に弱いため、湿気が少ない場所で保管するのはもちろん、虫干しをしたりする手間が、着物よりもあるため、なるべく早いタイミングで、反物の処分方法を決断する方が良いでしょう。
反物の相場はいくら？反物の買取価格や相場の調べ方
反物の買取相場
反物の相場は、着物のように季節を問う種類があまりないため、相場の変動は季節にはあまり起因していないと言えます。
また、人の手が加わっていない分、着物より、価値は低く見られてしまう傾向にあります。
価格帯としては、数千円から数万円ととらえるのが妥当だと言えます。
しかし、産地など希少性の高い反物によっては、10万円を超えるものものあるので、一度査定に出してみるのが良いでしょう。
相場の調べ方
おすすめの相場の調べ方は、実際に足を運んでみることです。
呉服屋さんや生地屋さんなどを回り、そこで売られている反物とお手元にある反物を比較することで、相場の参考になるでしょう。
また、買取の業者と、価格の交渉をするうえでも、相場を調べていることで、有利に進めやすいと言えます。
反物買取は宅配買取や出張買取が便利
実際に反物の買取を依頼するには、そんな形で買い取ってもらうのが良いのでしょうか。
以下紹介していきます。
反物の着物買取の利用方法
反物は1つ2つであれば、持ち運びにあまり苦はないかとおもいますが、それ以上の数になってくると容易に運ぶのは難しいと言えます。
そのため、店舗型の査定ではなく、実際に買取業者に来てもらう出張買取や、郵送をする宅配買取がおすすめです。
反物買取は宅配買取や出張買取が便利な理由
宅配買取は、梱包に少し手間がかかるのと、郵送までの持ち運びに手間がかかりますが、それを終えれば、後は査定結果を待つだけなので比較的容易に買取をしてもらえます。
また、出張買取においては、ご自宅で待つだけで、持ち運びは業者の方にしてもらえるので、数が多い場合にはとても便利と言えます。
さらに、価格の交渉も直接行えるため、色々と融通が利きやすいと言えます。
着物買取で重要な業者の選び方
買取の依頼をする際には、業者選びはとても重要です。
また、1円でも高く買い取ってほしい場合には、複数の業者を選んで依頼をすることをおすすめします。
着物買取で信頼できる業者の選び方
インターネットなどを使って、口コミを見ましょう。
また、その際に、事業規模や宣伝規模などを確認するのも大切です。
それらを確認することでしっかりとした経営をしているか、ある程度把握することができるため、買取においても信頼できると判断できます。
反物の買取を取り扱いしていない業者もある
中には、着物を買取る業者でも、反物の買取をしていない業者もあるので注意が必要です。
心配な場合は、依頼をする前に、電話などで反物の買取をしているか確認しておくと良いでしょう。
特におすすめなのは「バイセル」という会社です。
バイセルは全国無料出張買取にも対応しており、自宅にいながら査定してもらえます。
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