鳥取県米子市は山陰の商業都市
鳥取県米子市は鳥取県の西部に位置しています。
米子都市圏の中心都市であり、都市圏人口は約23万人です。
江戸時代初期から商業都市として発展していたため、山陰の大阪と呼ばれることもあります。
鳥取県の県庁所在地ではありませんが、山陰両県の中央に位置していることから、両県を統括する企業や機関が多くみられます。
鳥取大学医学部・附属病院や山陰放送などもあり、拠点都市として発展しているのが特徴です。
山陰最大の温泉地である皆生温泉があり、多くの観光客が訪れる地でもあります。
さらに日本におけるトライアスロンの発祥地としても知られ、毎年全日本トライアスロン皆生大会が行われています。
鳥取県米子市には着物の買取業者も多くみられます。
家族の遺品を整理していたら着物が見つかることもあるようです。
自分では着ない着物を取っておいても置き場や保管方法に困るという人も多いでしょう。
処分に困る着物は買取に出すことで、現金に換えることができます。
高齢で業者に持ち込むのが難しいという人には、出張査定のサービスを行っている業者もありますので、探してみるのがいいでしょう。
重い着物を持ち運ぶことなく、自宅にいながらにして査定が行えますので、手軽に買取が行えます。
奄美大島の特産品、大島紬
大島紬は、鹿児島県南方に位置する奄美大島の特産品です。
手で紡いだ絹糸を泥染めし、手織りした平織の絹布や絹布で縫製した着物を指します。
フランスのゴブラン織りや、ペルシャ絨毯と並び、世界三大織物の一つとも言われ、日本が世界に誇る最高の絹織物です。
大島紬の歴史は1300年と長く、江戸時代の浮世絵作家である井原西鶴の「好色盛哀記」にも登場します。
作中では「黒羽二重に三寸紋、紬大島長羽織」と記され、当時の粋人たちにも大島紬が高く評価されていたことがうかがえます。
大島紬の柄は、当初は琉球絣の流れを受け継いでいました。
その後明治時代末期に開発された締機(しめばた)により、さまざまな柄を織り上げることが可能となり、独自の柄がデザインされるようになったと言われています。
自然の草花が描かれることが多く、身近な暮らしもモチーフとされ、さまざまなデザインが生み出されています。
今日でも受け継がれている柄もあり、名称のはっきりしているものは伝統柄と呼ばれ、多くの着物ファンから愛されています。
鳥取県米子市の着物買取業者では、大島紬の買取も可能です。
汚れている着物や古い着物であっても、価値のある着物を捨ててしまうのはもったいないと言えるでしょう。
買取業者に相談することで、買取が可能なケースも多くみられています。
着物で歩く皆生温泉も粋
鳥取県米子市にある弓ヶ浜の皆生海岸には東西1,000m、南北400mといった狭い範囲に大型ホテルを含む宿泊施設が数多く集まる皆生温泉があります。
年間約40万人が利用していると言われる、最大級の温泉であり、鳥取県内の温泉において最も入湯客が多いことでも知られています。
この皆生温泉は「米子の奥座」、「山陰の熱海」とも呼ばれるほど人気のある温泉です。
そんな皆生温泉は着物でのお出かけには最適であると言えるでしょう。
特に日本が世界に誇る絹織物である大島紬であれば、さらに気品あるお出かけも楽しめます。
着物で温泉街を散策し、お土産物を購入するのも楽しみのひとつです。
温泉街には写真撮影にぴったりのポイントも多いため、着物を着ての写真撮影も楽しめます。
また、皆生温泉宿の立ち並ぶ弓ヶ浜は、日本のなぎさ百選にも選ばれた風光明媚な土地であり、着物でのお散歩にもおすすめです。
皆生温泉には源泉が19本もあり、豊富なお湯は毎分3800Lも湧きだしています。
約100年前に地元の漁師によって発見されたと言われ、海水が混じった塩化物泉であるため「塩の湯」と呼ばれることもあります。
保湿効果が高く美肌にも効果が期待できるため、女性にはおすすめの温泉です。
白砂青松の海岸と優美な大山の姿を望むのにも最適で、着物で訪れ極楽のひと時を過ごすには、おすすめの場所であると言えるでしょう。
着物を着て妖怪電車を楽しもう
ゲゲゲの鬼太郎の作者である水木しげるは、鳥取県の出身です。
そのため鳥取県はゲゲゲの鬼太郎のふるさととして、県をあげて鬼太郎ブームを盛り上げています。
そのうちのひとつに、鳥取県のJR境線の妖怪列車があげられます。
JR境線は鳥取県米子市の米子駅から始まり、境港駅までを結ぶ路線です。
米子駅発妖怪ワールド行きの列車は着物のお出かけにも最適で、楽しいひとときになるでしょう。
始発となる米子駅には、駅構内にもさまざまな工夫が凝らされています。
鬼太郎列車は米子駅の霊番ホームと言われる0番線から発車します。
0番ホームにある売店には鬼太郎がデザインされ、鬼太郎グッズから山陰のお土産まで数多くの品がそろえられています。
ホームにはねずみ男の看板があり、記念撮影用に顔の部分がくりぬかれていますので、楽しい写真撮影も可能です。
列車には鬼太郎ファミリーのキャラクターが描かれ、4タイプの列車がローテーションで運行しています。
沿線の15の駅には、それぞれ妖怪の名前が愛称となり、米子駅は「ねずみ男駅」と呼ばれています。
ユニークな電車の旅は着物にもぴったりであると言えます。
妖怪との記念撮影も、着物を着ているほうが雰囲気もぐっと盛り上がります。