水戸黄門まつり
水戸黄門まつり

着物のリサイクルができる買取サービスが人気

着物買取のサービスは、全国的にニーズが高まっています。

和服を着る機会がめっきり少なくなった現在では、古い着物を持て余している方がかなり見られます。

先祖代々伝わってきた着物がタンスの中にそのまま保管されているケースも、実のところ多いです。

洋服同様に、着物にもその時代の流行というものがあります。

レトロなデザインがもてはやされる現在でも、古典的な柄を粋に着こなすには相応のテクニックが要ります。

こういった事情から、現在では古い着物を買取に出すケースが増えているのです。

買取店ではさまざまなルートを持っているため、古い柄の着物をニーズのあるところに流通させることができます。

アンティークショップなどに納品するケースもあり、レトロな着物を探している方の元に届けることが可能になるわけです。

人口約27万人の茨城県水戸市でも、このような着物買取のサービスが活躍をしています。

茨城県水戸市は、水戸徳川家の城下町として栄えた街です。

ドラマや小説に取り上げられるなど、歴史ある街として度々話題になっており、市内でも和の伝統を感じさせるようなイベントが定期的に開かれています。

お気に入りの着物を着て出かけてみたい、魅力的なスポットも数多く見つかります。

着物にこだわる方が多い茨城県水戸市

茨城県水戸市では、お茶や日本舞踊などが盛んです。

趣味を通じて和服に親しむ機会があることから、古い着物を洋服やドレスにリメイクするといったアレンジも一部の方の間では行われています。

成人式や結婚式などのイベントで身につける衣装にこだわるのも、茨城県水戸市の方の傾向です。

昔から水戸市は、衣装に人一倍こだわる着道楽の街と言われており、このような一大イベントでは豪華な着物を購入、またはレンタルする方が多く見られます。

市内の着付け教室や呉服店もかなりの数に上り、若い女性の場合でも1着は和服を持っていることが多いのが1つの特徴となっています。

成人式や結婚式などでニーズが高いのは、やはり振袖です。

ただ、振袖の場合、結婚後は身につけることができないのが一般的です。

このような場合には訪問着などの他の着物にリメイクするという方法がありますが、費用がかかることから買取サービスを利用して手持ちの着物を現金化する方もいます。

高く買取されれば、その時の自分の立場や年齢にふさわしい着物を新たに購入することができます。

茨城県水戸市エリアには着物買取に対応してもらえるサービスが30件前後はありますので、古い着物を上手に活用している方が少なくありません。

偕楽園の梅まつりは着物姿が似合うイベント

偕楽園
偕楽園

着物姿で訪れてみたいのが、例えば偕楽園です。

茨城県水戸市の偕楽園は、水戸徳川家の大名庭園として江戸時代に建設されました。

園内には多種多様な梅の木が植えられており、2月から3月にかけての観梅シーズンには多くの人で賑わいます。

偕楽園の日本庭園の中を歩くのに、着物は最適な衣装となります。

小紋や結城紬などの着物なら、徒歩の道行でも負担になりません。

偕楽園には幾つかの門があり、入る門によってそれぞれ異なる景色が楽しめます。

広大な梅林の景色が堪能できるのが、御成門から入るルート。

このルートは、梅が満開のシーズンには特におすすめです。

一方、孟宗竹の竹林や杉木立などの自然に触れられるのが、表門からのルートです。

日本三大名園の1つである偕楽園は敷地面積が大変広く、歩く場所によっていろいろな風景が広がるのが魅力です。

デジカメや携帯端末などを使って、庭園の風景をバックに和装姿を撮影してみるのも楽しい試みとなるでしょう。

梅まつりのシーズンには、園内で野点や琴の演奏なども行われています。

着物を着ていけば、こういったイベントをさらに楽しむことができます。

夜のライトアップの時間帯に訪れて、しっとりとした風情を味わうのも良いアイデアです。

着物を着て水戸芸術館でアートを楽しもう

水戸芸術館
水戸芸術館

茨城県水戸市の水戸芸術館は、近年建設された比較的新しいスポットです。

ユニークな現代建築が楽しめるアート施設として、多くの方から親しまれています。

こちらの施設には、コンサートホールや美術館、劇場などがあり、いろいろなアートに触れられるのが大きな魅力。

いつもとは違う着物という装いで、音楽会や展覧会などに出かけてみるのも乙なものです。

水戸芸術館のエントランスには、パイプオルガンが設置されています。

定期的にミニコンサートが開催されていますので、タイミングが良ければパイプオルガンの清澄な音色に耳を傾けることができます。

施設の中でもひと際目立っているのが、空に向かって伸びる細長いシルバーカラーのタワー。

こちらのタワーは、エレベーターで最上階の展望室まで上がることが可能です。

薄暗くなるころにはロマンティックな雰囲気も味わえますので、和服デートにもおすすめ。

1階にはレストランやカフェが併設されているため、ゆっくりと休日を楽しみたいときにももってこいです。

こういったアートスポットには、少し豪華な訪問着もしっくりと馴染みます。

とっておきの着物を着て外出するのにも水戸芸術館は、最適なスポットと言えるでしょう。

着物