高知城歴史博物館
高知城歴史博物館

歴史ある高知県高知市の特徴

高知県高知市は、四国の中南部に位置する四国四県の中でもっとも面積が大きい都市で、高知県の県庁所在地になります。

一般的に西部、中部、東部に分けられており、その中でも中部に位置する高知市は、人口約34万人で高知県の人口の約4.6割を占めています。

高知県といえば、古くからカツオ漁が盛んで水産資源となり、高知の郷土料理の代表として「カツオのたたき」が日本全国に広まっていきました。

また、酒類の消費量が多い都市の一つで、高知県は穏やかな気候と自然に囲まれた都市で、歴史のある街としても有名です。

高知県は古くから「土佐」と呼ばれ、関ヶ原の戦いの後、山内一豊が高知城を造り幕末には、のちに時代を大きく動かす坂本龍馬をはじめ中岡慎太郎や多くの志士たちが輩出されています。

明治維新には、板垣退助などが自由民権運動を起こし「自由は土佐の山間より」とうたわれるようになるなど、高知県には、未だその歴史を感じることができる場所が多く存在しています。

数多くの歴史が残る高知県でも、時代の流れとともに服装も大きく変化してきました。

普段着として着物が着られていた時代はとうの昔に過ぎ去り、今日若者の世代では、洋服が主流となり着物を着る機会も減ってきています。

代々家に受け継がれてきた着物や、着なくなってしまった着物の処分をお考えの方に着物買取の方法をご紹介していきます。

高知県高知市での着物買取情報

着物

ご両親や祖父母から受け継いだ着物など、着る予定もなくタンスの中に保管して処分に困っている方も多くいらっしゃいます。

不要になった着物を買取してもらうことで、また新しい人に受け継いでいくことが出来ます。

着物の生地に一般的に使用される素材は、「絹(正絹)」「木綿」「麻」「ウール」「化繊」があり、着物の生地には「織り」と「染め」の2種類があります。

このように着物の素材には様々な種類があり、それによって買取の査定価格も変わってきます。

高知県では、土佐紬や土佐木綿紬と呼ばれる数種類の染料を合わせた先染めの着物があり、現在生産されていませんが、根強いファンが多い紬でもあります。

着物の買取価格は、保存状態や証紙があるかないか、購入時期や市場での人気度などによって値段が変わってきます。

作家物や人間国宝物であれば、高値買取も期待できます。

多少の汚れや引っかき傷がある着物でもきちんと買い取りが可能な場合もありますので、買取価格の相場を調べた上で買取してもらうといいでしょう。

高知県高知市では買取店もいくつかありますので、受け継がれた大切な着物でも着ることがないのであれば、一度査定をしてみてはいかがでしょうか。

着物を着て高知城周辺を散策

高知城
高知城

高知県高知市中心にある高知城は別名鷹城とも呼ばれており、前身の大高坂山城跡に江戸時代初期、掛川城から転入してきた土佐藩初代藩主山内一豊によって着工され、2代目忠義によって完成されました。

災害や戦争から免れ、天守や御殿など15棟の建造物が当時のまま現存する唯一のお城として全国に知られ、国の重要文化財にも指定されています。

天守まで登って、高知市街が一望できる景色や素晴らしい見事な石垣を間近で楽しむことも出来ますが、少し離れて見る高知城も存在感があります。

カジュアル感覚で気軽に着こなせる小紋を着て、観光地のはりまや橋から全国で唯一の木造アーケード商店街を着物姿でぶらぶら散歩をしながら高知城を目指せば、距離もほどよく高知市の街並みや歴史を肌で感じ、優雅な時間を過ごせます。

高知城の目の前にある歴史博物館には、数々の歴史資料や大名道具が展示されており高知の歴史や文化が学べ、年間を通して企画されるテーマに合わせた催し物は、子供から大人まで楽しめます。

博物館の最上階にある展望ロビーやお城全域に無料開放されている高知公園からは、お城周辺に生い茂る木々が色彩の変化をもたらし、季節ごとに違った高知城の姿を眺めることが出来ます。

着物を着て桂浜を探索

桂浜
桂浜

高知県高知市の観光地といえば、坂本龍馬像がある絶景の浜として有名な桂浜です。

桂浜は太平洋に面し竜王岬と竜頭岬の間に広がり、台風シーズンになるとテレビ中継などにも取りあげられる場所で、よさこい節でも歌われ古来より月の名所として知られる白い砂浜です。

月の名所だけに夜に訪れ海に浮かぶ月を楽しむ方法もありますが、天気のいい昼間に広大な太平洋のはるか彼方を眺めながら、青松に囲まれた半円のなだらかな海岸線を、波の音や潮風を感じ着物を着て散歩をすると、清々しい気持ちになり日本の風情も感じられるスポットです。

砂浜近くの小高い丘を登って行くと、高知市で生まれ育ち幕末を駆け抜けた坂本龍馬の銅像を見ることができます。

銅像は像部分だけで5m以上あり台座を含めると13m以上にもなり、真下から見上げると壮大な迫力に圧倒されます。

やぐらが組まれる時期には、銅像の目線位置まで登れ、砂浜とは違った龍馬目線の景色を眺めることができます。

袴姿の龍馬像と一緒に着物姿で写真を撮れば旅の思い出の1枚にもなるでしょう。

近くにある坂本龍馬記念館では、龍馬の生涯と人物像を紹介する資料がたくさん展示されているので、貴重な歴史に触れることで坂本龍馬をより深く知ることが出来ます。