振袖の特徴
振袖とは、身頃と袖との縫いつけ部分を減らして「振り」を作った袖があります。
「振り」とは「振八つ口」とも呼ばれ、身頃に近い方の袖端を縫い付けずに開口している部分のことです。
「振り」があり袖丈が長いのが現代の振袖の特徴です。
袖に、腕が入る方向に対して垂直方向の長さが袖丈で、振袖は袖丈の長さによって「大振袖(本振袖)」(袖丈114cm前後)、「中振袖」(袖丈100cm前後)、「小振袖」(袖丈85cm前後)に分類されます。
袖丈の長い「振袖」の和服は、花嫁衣裳の打掛にもみられます。
振袖には、本振袖と中振袖があります。
本振袖は、袖の長さが三尺あり、花嫁衣装の白無垢、お色直しの振袖や打ち掛けは本振袖です。
中振袖は、成人式・パーティ・お正月の晴れ着などに用います。
振袖は未婚の娘さんが着るもので、既婚者になれば袖を詰めて留袖にします。
昔は20歳までと言われていましたが、現在は30過ぎて着るケースもあります。
一般的にはある程度の年齢になったら未婚の独身者でも色留袖を着ます。
振袖というのは中振袖、長振袖の丈は種類がありますが袖が長く、基本的に全通といって柄が前面と背面でつながっている着物を言います。
中には色無地もあります。
未婚女性の最正装です。
振袖を買取ってもらうには
振袖は、若い女性の訪問着、黒留袖や色留袖に相当する格式の礼装であり、成人式や結婚式の披露宴で着用される機会が多いとされています。
本来は未婚、既婚で振袖・留袖を分ける訳ではなく、主に既婚者もしくは30代半ばを過ぎた女性は留袖を用いるのが基本となっています。
ゆえに、ある程度の年齢になると通常は留袖を着ることになる為、振袖はあくまでも若い女性の和服になります。
これは、年齢によって洋服の服装を変えていくことと同じと言えます。
近年では、最も袖丈の短い小振袖はほぼ着用されることもなく、ほとんどが大振袖・中振袖が用いられています(格式がある柄付けならば小振袖でも中振袖でも第一礼装で、一般的な大振袖より格が落ちるわけではありません)。
近年の成人式に着用される振袖はほとんどが大振袖(本振袖)です。
しかし、例外として演歌歌手などの芸能人女性は年齢・既婚などに関係なく公演等で振袖を着る場合もあります。
着物の買取査定でも、振袖は礼装である為、高価な品が多く高額買取を期待できると言えるでしょう。
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